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zoom RSS 青函連絡船の思い出と我が人生航路 387

<<   作成日時 : 2017/02/22 23:46   >>

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           上空からの青森港



      タヌキの泥船



青函連絡船では入港操船が、重要な任務のひとつだった。気象状況によりさらにプレッシャーが、かかる場面も少なくなかった。


着岸する岸壁は函館さん橋2ヶ所、有川さん橋(正式名称は函館第3、第4岸壁)2ヶ所、および青森さん橋3ヶ所が対象だった。


函館岸壁へ着岸時は入港針路150〜160度で、右に回頭し着岸状態は250〜260度だった。有川は115〜125度で入り、215〜218で停泊、いずれも約100度近く右転することになった。


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         函館岸壁


一方青森岸壁へは247〜249度のコースをとり、045〜046度(第3岸壁は061度)まで旋回するため、ほぼ反対向き近くになった。


機関の故障で停止しなかったり、操船に失敗しても、直角ならば右前方に逃げるスペースがあるようだった。しかし反方位すなわち180度と云えば、袋小路で余裕スペースはゼロだった。


これは私だけかも知れなかったが、函館側で感じないものを、青森側で感じる負担のようだった。もちろんプロとして理論的に考えると、それほど差はないものだろう。


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         上方が有川岸壁


一般商船に乗船していた頃に、鉄鉱石など重い貨物を積み、遭難すればすぐに沈むが、材木や木材チップ(紙の原料)なら、浮きやすく気楽と感じる心理もあった。


もちろん大型鋼船で何の足しにもならないが、ふと素人的な気分になる時もあった。おとぎ話「カチカチ山」の、タヌキの泥船が沈みやすいのは、ウサギの知恵が優れていたが、われわれ素直な気持も同じだろう。

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コメント(2件)

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岸壁への接岸のお話ですが、矢張り100度回頭より180度回頭の方が難しいと思いますが、その差を感じないと思うのは経験の賜物ではと愚考いたします。
mukasinohito
2017/03/01 23:17
差があるようでなさそうな、微妙な点でしょうか。
技術面よりも精神的なプレッシャーを感じたのは、案外私だけかも知れません。
専門を外れ自然になれば、所詮タヌキの泥船と変わらないのかもわかりません。
towadamaru7
2017/03/03 22:24

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