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zoom RSS 青函連絡船の思い出と我が人生航路 408

<<   作成日時 : 2017/06/03 15:53   >>

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         ETA(イーティーエー)


この春は頭がついていけないような、スピードで回ってきた感覚があるが、人のつながりや心の価値観を通し意義があった。


つい半月ほど前に書いたばかりであり、引き続き密度の濃い日々から、ピックアップのパート2にもなった。予想外ながら同郷で大阪在住の知人から、帰郷中に会う連絡があった。

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       今年のクレマティスは小さく



以前に羊蹄丸で一緒に乗り、函館時代から懇意な間なので、都合の付く限り会いたかった。わずかな時間だったが、時をバックさせての話題が多かった。


若手の代表も今では定年を迎えるまでになり、如何に30年の大きさと重みを再認識させられた。青函連絡船も遠い昔になり、今や新幹線も頷ける。


懐かしさと名残惜しさにひたる間もわずか、午後には先約の友人夫妻との一泊旅行に出かけた。こちらの疲労を気遣い、鷲羽山の温泉ホテルを選んでくれ、相手は遠く負担をかけたが厚意に甘えた。

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         水島航路を出ていく大型船


鷲羽山のある旧児島市(現倉敷市)は、アジチュウ(味中)で親しまれた味野中学校に、わずかながら籍を置き、社会人になるまで何年か帰省した思い出の地だった。


鷲羽山で味野中学校の、同級生によるミニ春秋会や同窓会があり、たびたび出席したが、泊ったことは無かった。意外に近くて遠かったのかも知れなかった。


前もってETAを決めており、瀬戸内海の島々を横目に、久しぶりの瀬戸大橋を渡った。休日料金が安かった頃は、たびたび通行しており現金なものだ。


前評判の高かったホテルで、東京からの社員旅行など人気があり、ほぼ満室のようだった。何よりもロケーションが良く、特に露天風呂からの眺めはすばらしく、見知らぬ人たち誰もが感嘆の叫びとなった。

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左方は讃岐富士から備讃瀬戸海上交通センター(青ノ山)、雄大な瀬戸大橋、眼下の島々そして、右に水島コンビーナートから、福山方面まで視界が広がっていた。


学校時代に夏休みのボート旅行で、児島海員学校(当時)から、下津井海岸を経て仙酔島(福山市)まで、ボートを漕いだ若いころを思い出した。また316話に書いたタンカーで、水島港へ出入りの舞台も不思議な巡り合わせだった。


海を眺めながらの温泉気分は最高だが、商売柄から島々の形や名称もよく分り、行き来の船も無縁でないため、何かのつながりも深いようだ。


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         遠く水島港を望む


それから数日も立たない日、函館の親しい人の子供さんから携帯電話に着信があったが、バタバタしており夜まで気付かなかった。とりあえず電話かけ直すと、翌日は在宅か知りたかったようだ。

家族ぐるみの長い付き合いで、子供の時からよく知りつくし可愛がっていたので、近くに来ているのか尋ねると、函館に居るとのことだった。


翌日に所用で岡山へ行き、ちょっと会いに行く旨の話だったが、短時間しかなく高い通行料金である。無理しないよう伝えたが、凡そ時間のほか細かい予定は聞かなかった。


思い起こせばJR北海道を退職の年に、二家族で四国旅行をしたが、彼はまだ小学生で実家の粟島にもきた。素直で良い性格のため、初対面の人達からも、かわいがられた印象がある。


タイトなスケジュールのように感じたが、しっかりして行動力があるので、のんびり待つことにした。途中で到着予定時間の電話のみ、岡山空港に着きレンタカーで来ると、勝手に考えていた。


少しわかり難い場所なので、外へ出て電話を待っていると、しばらくして本人の到着には驚いた。伊丹空港からレンタカーで、明石大橋経由の長距離に、ほぼ正確な時間、さすが車のプロと感心した。


美味しいうどん屋で懐かしい話が進むうちに、直接は話さなかったが、やさしい気持がよく理解できた。今回の突発的な行程も、奥さんや両親にも伝えてなかったそうだ。


2年前に両親が四国に来て楽しいひと時を過ごしたが、あいにく妻が薬の副作用で体調をくずしていた。それを耳にしており、我が子と同様に扱った妻を心配してくれたようだ。


心の優しい幼少から今なお変わらないが、たくましく成長し子供たちの父親として、家族を守る意気込みは、頼もしくうれしかった。


岡山への航空便は接続が悪く、午後5時ごろに着くため、伊丹で降り車を利用すれば、時間を有効に使え高松へ来られた。この貴重な時間を生み出したのも、計画の確実性ひいては到着予定時間の読みからくる。


船舶業界や船員の間でETAと云えばなじみ深く、航海士では常識として100%知られている。Estimated Time of Arrival から頭文字をとり、入港予定時刻(到着)を表す。


Pilot stationやQuarantine等々つければ、パイロットステーションや検疫錨地など具体的になる。日常生活でも船員の仲間では、たびたび使うことも多い。


青函連絡船ではおおむね、「チャクミコ」の電文だった。いずれにしても船は入港予定時刻により、荷役作業やその後の予定もこれ次第である。

小学校のクラス会のお世話で若い頃には、なるべく出席してもらうよう努めていたが、出られない又は出たくない時もある。歳を取った最近ではよく分り、欠席の心を尊重している。


体調や状況の優れない友人知人も居るが、そっとして見守りたい。世の中には表からの親切や、そっと見逃す思いやりなど、いろいろあるだろうが大変に難しい。

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         函館 五稜郭公園


この1ヶ月以内に2組も函館から訪ねてくれ、また多くの親切を受けたが、陰で静かに見てくれている人達の気持も感じている。


ETAからの人生航路も、いろいろなところでつながり、循環をしているようだ。わずか2時間半あまり過ぎ、ETA Okayama少し遅く設定し高松をあとにした。




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コメント(2件)

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古い友人達との交歓さぞ楽しかった事と思います。水島航路の写真良く撮れていますね、何処からですか、瀬戸大橋の上からでしょうか?
mukasinohito
2017/06/15 23:07
この地は本文に書きましたように、個人的にも第二の古里のような感じもあります。
大型船(Kライン)は朝食中に、偶然通りかかりレストランからガラス越しに撮りました。
水島方面の景色は、部屋の窓からとりました。
いつチャンスがあるかと、デジカメは何時も持つように心がけています。
かなり使いまして、寿命化怪しくなっています。
towadamaru7
2017/06/16 10:26

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