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zoom RSS 青函連絡船の思い出と我が人生航路 412

<<   作成日時 : 2017/06/17 12:00   >>

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      愛がなくても


特に航路が決められてなければ、船は何処を走ろうが差支えないから、広い海域ではあまり接近することが少ない。しかし運河など狭い水路では、ごく近くを行き合う場合もある。


約3年前に広島県で、自衛艦と釣船の衝突事故が起こり、報道に注目していた。詳しい経過や原因は確定されなかったが、当時の新聞やテレビの報道から、推測することがあった。


衝突に結び付くかどうか分からないが、あれほど近く2隻が接近すれば、たとえ避航動作をとっても、なかなか接近を防ぐのは困難である。


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          パナマ運河 水路での行き合い風景



船は互いに通過し、同じ方向に並走する場合に、余り近寄ればその圧流差から、急に引き合う作用が起こる。著しく大きさが異なれば、大きい方へ吸い込まれるよう引き寄せられる。


これを逆手に取り上手い操船のひとつが、パナマ運河など狭い水路で見られた。なるべく出会わないように、調整のようだったが、運用上から発生するケースもあった。何度かパナマ運河の詳細に触れたが、古い経験のもので改修後は改善もされただろう。


狭い水路で反航船が行き合う場合に、ほとんど相手船の僅か右を向け、近づいてお互い右転して、ほぼ並ぶ直前に双方が左に舵を取らせた。これで両船の通過幅を広く保ち、吸引作用を防ぐことが出来た。

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             ニューヨークからニューアークへの水路



もちろんこの地に精通のパイロット(水先人)が、両船を操船し無線連絡と汽笛の併用により、絶妙のタイミングを計った。その腕前と度胸の良さは、若い航海士の自分を酔わせた。


愛にかかわらず、好き嫌いにも関せず、船は引きあう現象が起こり得る不思議なものだ。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「愛がなくても」思わせぶりのタイトルでどのような、お話しかと読み終わってから思わず笑みがこぼれました。吸引作用の事でしたか、パナマ運河のパイロットの操船が上手なのが良く判りました。
mukasinohito
2017/07/01 00:33
ネーミング失礼しました。
吸引作用も味方にすれば、力になるでしょう。
小型船は規定にとらわれず、大型船に近寄りすぎては危険と思われます。
双方の感覚もかなり違うと思います。
towadamaru7
2017/07/01 16:26

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