青函連絡船の思い出と我が人生航路 384

         人世行路を学ぶ



外回りのことに体を動かした反動から、久しぶりにゆっくり視聴したテレビから、印象に残る番組があった。


幾つかのチャンネルに登場していたが、歌手の森昌子さんが子供のしつけや、ご自身の波瀾万丈の人生を本にしたそうで、司会者からの質問などやり取りを見た。


数多くヒット曲を出し歌唱力に一世を風靡したが、家庭を大切にするため引退、子育てなどを終えたのちに再スタートしたそうだ。若くデビューのせいもあり、幼くやさしいイメージがあった。


男の子供3人に対するしつけは、相当きびしく周りも驚くほどだったそうだ。社会に出てやっていけるように、門限に遅れると家に入れず庭で寝させ、18歳で家を出し自立させたようだ。


また自分の弱点や失敗から、そうならないような教育をされたとの事だった。分っていてもなかなか出来ないが、男の子供にはそれぐらいの対応が必要かもしれない。

ご自身も相次ぐ難病と闘いながら、強く生きていくお話に女性の強さと、人間の生きる道を教えられた気がした。


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             南天



「海上保安庁のエリート幹部への道」という2時間番組で、世界一周99日間にわたり密着取材したものだった。海上保安大学校の学生が巡視船(練習船)で、最後の実習航海に臨む、訓練や船内生活の様子が映されていた。


自分たちの練習船の乗船実習と重ねながら、なつかしい思いで見た。海上保安官は船員(士官)だけにとどまらず、海上警察の任務のため更に厳しいものが求めらるだろう。


学業を修了した優秀な47人(うち女性8人)の学生とは云え、実船においては全くヒヨコのようなものである。兄貴分のような若手の教官二人が主になって、愛のムチで一人前に向け指導する姿が印象的だった。


なかなかできない人達に、やさしく時に厳しく教えるのは、教官の方が泣きたい気持だろうか。出来が悪かった自分だけに、双方の考えに複雑だった。


これをクリアーして初めて土俵に上がれるようなもの、船への道のりも意外に長い。巡視船艇の士官はもちろん、商船士官とて同様だろう。


教官と学生のほかにも、大学校、同船船長以下乗組員、海上保安庁関係者、等々いろいろ見方も違うだろう。とりわけ学生の両親になったとすれば、厳しい訓練にかわいそうでいたたまれないか、必要と割切れるか?人生行路もいろいろあろう


(回を重ねデータ量が増えすぎ画像を控え目にしたい)

この記事へのコメント

mukasinohito
2017年02月18日 22:49
森昌子さんの子育てがそんなに厳しかったとは、初耳でした。有名人の二世が色々と話題に為る事が多いので、厳しく躾けたのは今後の子供の人生に良い事かもしれません。
2017年02月19日 09:27
一般論では言えても、一番難しいことでしょうか?
上手くいく時は良いでしょうが、特に主観が絡み親子関係は、時に最大の課題でもあるでしょう。

森昌子さん自身も順風満帆ならば、そこまでいかなかったかも知れませんが、いろいろなことを乗り越えて、立派な人間性を備えられたのでしょう。

人世行路の親子に殊勲賞ですね!

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