青函連絡船の思い出と我が人生航路 468

   

     生きるも死ぬも




前号で異常な寒波の来襲にふれたが、各地で雪や凍結による交通事故や、道路障害が多かった。自然が相手で一概に言えないが、やはり雪などに対する備えが欠かせないだろう。



初めて北海道に住み始めた頃の、反省も含め思い起こしてみる。運転免許を持っていて、雪が降れば、タイヤにチェーンを捲くことぐらいは知っている。しかし漠然としており、具体的なことはほとんど分らない。


画像

          ニッサンパトロール(知る人は少ないが)




まして昭和44年頃には、自家用車そのものが少なく、一般に余り考える必要もなかった。
さほど話題性も少なく、寒冷地以外で取り上げられなかった。


数ヶ月も根雪になる地方で、タイヤチェーン装着しても、すぐに切れやすく面倒で実情に合わない。当時許可されていたスパイクタイヤ、またはスノータイヤに履き替えていた。


現在のようにFF(前輪駆動)はほとんど無く、FR(後輪駆動)車が主流で、発進時に空転し易く、少しでも坂があれば困難だった。


4WD(四輪駆動)車は、四つの車輪が回るので、発進はスムースであるが、コストが高く燃費などデメリットもあった。これとてFFベースかFRベースか、同じ四駆でも特性が違った。


船の操船と異なり、雪道で車の操縦は構造や道路状況、そしてスピードに左右されやすく、瞬時に安定を失う。共通するのは安全運転である。



スキー場へ上り坂で、FRは停車すると発進が、難しくリタイヤもあるが、FFはある角度までは可能で、四駆はすいすい登り限界速度が高い。


下り坂ではFFはアンダーステヤーで、曲がり切れない場合もあり、FRはエンジンブレーキが使い易く、意外に安心感がある。


平地でも轍(わだち)は怖く、函館市のように路面電車の軌道も危険で、凍っていれば更に危ない。いずれのケースも急ブレーキと、急ハンドルは厳禁である。


四駆は雪道で操縦安定性が良く、ついついスピードが上がりやすくなる。運転が上手になったような錯覚は厳禁である。止まるのは同じ車輪なので、特別な魔法は無い。


雪国で車を運転していれば、道路から飛び出し、スピーンや乗揚げの経験は、少なからずあるだろう。しっかり冬装備をして、慣れていても然りで、恥ずかしながら自分もかなり体験した。


自分の至らぬ点を道具に頼りたくなり、4WDの草分け的で知る人も少ない、ニッサン パトロール4000ccも所有した。ジムニーや乗用車ベース四駆のファミリア4WD、アウディクワトロ、スバル4WDなど、豪雪の中で試乗した。


しかし亀の子のように、腹がつかえバタバタになるか、自重で埋まって進まなくなった。どうしてもと言えば、スノーモービルか、スキー場の雪上車しかないのだろう。


まだ乗用車4WDが少ない中に、マツダカペラCG4WDを最良と判断し、何代目かのマイカーとなった。雪道だけでなく、期待にたがわず約15年も乗った。 その間に良い車も、たくさん登場した。


画像

       カペラCG



反って冬期に入り冬タイヤに履き替えると、迷いがなくなるが、未だ夏タイヤで雪の降り始めが、気を遣うポイントになった。慣れていれば自分だけなら、何とかできるが、ほかの車もいるから、天候を見ながら慎重さが要り、正にテケミ(天候見合わせ)となろう。



首都圏はじめ比較的、雪の降らない地域での、交通事故や渋滞が目立ったようだ。安易に夏(ノーマル)タイヤでは、非常に危険で、自分だけでなく周囲を巻き込む可能性もある。



一時的にはチェーン装着や、スタッドレスタイヤに履き替えるべきだろう。通院など事情があっても、命あってのもので、二次被害は避けたい。


画像

        大沼公園の雪景色



最近はFF車が多く、雪道でも発進できるが、知らぬ間に危険に向かっている。突然コントロールを失い、事故につながりかねないため、夏タイヤで運転は避けるべきだろう。



上記のようにスタッドレスタイヤなど、万全を期していてもスリップし易く、それからが安全運転の第一歩と思われる。


つたない経験ながら、車の運転も青函連絡船の運航も、灰色部分の天候は、反って判断が難しいが、安全への基本理念は同じと、思い出している。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

L28改
2018年02月02日 23:27
二代目60型、ローバー似でとても可愛いらしい顔付きですね。こんなコメントで、すみません。
それと冬タイヤですが、西日本でもぜひ装着して欲しいです。ホイールは増えてしまいますが、夏タイヤの磨耗は延命されますから。雪国ドライバーですが、運悪く夏タイヤでの降雪走行は本当に苦手です。実の所凍結ではなく、雪によるタイヤ溝の目詰まりが原因と、皆々様に教えてあげてください。
2018年02月04日 11:57
パトロールは旧式の代表選手のようで、新しい機構はほとんど無かったです。
何しろ販売会社の日産のセールスさんが、知らないような代物でした。
冬タイヤを装着して、初めて土俵に上がるようなものですからね。
こちらも雪がちらほらしています。
せいぜい雪国をかじった者として、PRしたいと思います。またいろいろ教えて下さい。,

この記事へのトラックバック