青函連絡船の思い出と我が人生航路 565




画像

        あじさい(墨田の花火)







      青函連絡船の体重





青函連絡船の総トン数は、建造当時の約8300トンから、終航時は約5400トンに変わっていた。これは法律等の改正により、基準すなわち物差しが変更になったもので、船が改造されたわけではなかった。



総トン数は区画の容積を、積み重ねたものから出し、2.83立方メートルを1トンに換算している。船の大きさを表すには、分かり易く一般的であるが、直接に重さとは関係ない。




画像

       青函連絡船 十和田丸の概略図





実際に青函連絡船の重量は、何も積まない空の状態で約4300トン、旅客や貨車を満載すれば約6700トンである。講演やブログでも、分かり易い例としてきた。



しかし回を重ね深掘りする今は、詳しい人たちの誤解を招くと、いけないので少し詳しく述べる。実際に空といえども津軽丸の4200トン弱から、十和田丸4400トン強まで、各船まちまちで平均4300トンとした。




画像

       青函連絡船の一般配置図





更に法律の適用対象や、自動車航送の追加により、汚物ビルジ処理装置、CO2消火装置等々で終盤には約55トン増加していた。従って厳密にはそれらを、勘案しなければならなかった。



青函連絡船をはかりにかけて、重さを量るのは現実的でない。実際には水に浮かべ、その押しのけた水の重さが重量になる。これは船の喫水から、造船所で作ってくれた排水量等の、基本図面より簡単に出る。



青函連絡船が廃止になり、船の科学館の羊蹄丸が、ジェノヴァの博覧会へ出展では、特殊なハシケに載せたまま回送したようで、上には上の重量物を、載せる大きなものがある。









この記事へのコメント

mukasinohito
2019年06月26日 23:59
驚きました、船の科学館の羊蹄丸がジェノヴァの博覧会に出展されたのですか、全然知りませんでした。どのような様子だったのか気になりますね。
2019年06月27日 23:41
なぜかわかりませんが、船体をブルーに塗り替えて、展示のようでした。
すでにJRの手を離れていたので、資料を見ただけで、詳しいことは知りません。

この記事へのトラックバック