青函連絡船の思い出と我が人生航路 566




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        鉄砲ユリが出てきた







      数字は何でも知っている



年金問題がクローズアップされ、少子高齢化が進み常に重要なことであるが、「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」たまに出ても続かなかった。



具体的に2000万円とか3000万円の、数字が政府や政治家から飛び出し、私たち国民が衝撃を受けたのが実情である。



自分たち年金生活者に大切なものでも、あの方々にはびくともせず、何故だというぐらいに見えた。大きな乖離に腰を上げても、船であれば初期消火に失敗した格好である。



平均の額で実情に合わず、受け取らないとか言うが、どうもこの政権は都合の良い数字を、使う習性がよく見られる。与野党問わず政治家の、責任の比重は大きい。




一例とし100人の貯蓄額の平均で、99人が0円でも一人の金持ちが1億円ならば、単純平均はひとり100万円となる。いろいろな平均値があり、使い方に工夫もいるが、今日の本題の数字に移る。




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       アジサイも鮮やかな色に





青函連絡船から陸上部門の業務に変わり、営業関連においても数字は避けて通れない。いろいろ会議は多く、以前に概況を書いたが、さらに視点をかえてみる。



本社での会議の議題など、担当を経由して事前に連絡があった。普通はそれに合わせ準備するが、売り上げ目標など扱わないから、資料等の準備はいらないとのことだった。



しないことまでわざわざ知らせるとは、親切で珍しいこともあると考えていた。しかし社是に続く目標は常に頭にあり、忘れるほど的外れではなかった。




一抹の疑いの通り、扱わないはずの収入関係が、メインテーマに劣らぬものだった。あまり考えたくないが、いくらでも取りようがあった。




資料はなくても頭の中には、こと細かな数字があり、にわかに覚えたものでなく、いわゆる筋と理が通り強いものだった。




そこは航海士出身の自分には、それほど難しくもない。第102話のようにほとんどの航海士は、三桁の数字を4個ほぼ瞬時に、覚える訓練を積んでいる。




時間と経度の換算に始まり、方位の反方位と時計とか、何ノットで1分間の航走距離、ワイヤーロープの概算強度等々、数字を座布団に仕事しているようである。特別な能力を要するものではなく、普通の人が努力と慣れでカバーできる程度である。





数字は正直であり、ごまかせるものでない、一方をいじれば何処かにボロが出る。数字やデータを馬鹿にせず、真剣に取り組むことが肝要だろう。数字は何でも知っている!







この記事へのコメント

mukasinohito
2019年06月28日 13:32
本社の会議で、扱わないとわざわざ連絡をしてくれたのに、以外と数字がいる展開になったとは、色々に取れます。それにしても謙遜されていますが、たいした記憶力です、感心しました。
2019年06月29日 23:38
これならば何も連絡くれなくていいものです。
似たようなケースが、何度かあれば、さすがに考えざるを得ませんでした。
もっともノルマの数字など、忘れるはずもないですし、航海士の本分のような、得意分野ですから難を逃れました。周囲の見る目も変わってきたようでした。

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