青函連絡船の思い出と我が人生航路 637

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  本業を
海技従事者にとり必需品は、まず海技免状かも知れない。いわゆる商売道具であり、これが無ければ仕事ができない。



いくら優秀な成績で学業を終えても、この国家試験に合格して、免状をもらわなければ、スタートラインに立てない。



在学中の成績はあまり芳しくなかったが、国家試験こそ本当の勝負と考えていた。



資格試験は基準に達すれば、全員が合格することもあれば、点数が足りなければみんな不合格もあり得る。選抜試験のように人に勝つのでなく、自分との戦いでもある。



さらに周囲の優れたメンバーに比べ、実力の不足を切実に感じていた。急げば回れのことわざのように、専門科目を基礎からしっかりやり直すことにした。



前にも触れたように計画に沿い、しっかり実行した少ない例であった。すべての筆記試験に合格できたのは、運が味方してくれたと思った。



優秀な方々がタイミングや運が悪く、免状をとれなかった例や、身近な話を聞くことがあり、本当にちょっとした巡りあわせである。



社会への第一歩にすぎないが、大きなスタートダッシュとなり、ようやく人に並ぶ幸先の良さを感じた。



学校でも私たちのクラスは、かなり高い評価を受けていたが、いずこに言うお世辞もあるのか、客観的な事実は分からなかった。



それまで最高クラスの筆記試験は、せいぜい1割程度の合格率だったが、この時は4割を超えるほどで、後にも先にも記録に残ったのではないか。



また小学校や中学校の同級生、同学年の別の学校や職場の人達に、多くの優秀な人を見てきた。年代的にそういう、当たり年のようなものかもしれない。



いずれにしても良い仲間の中で、鍛えられたのは何よりであるが、それほど善悪などなく、気が合うか合わないかの要素が大かも知れない。



年を重ねてくると言葉が無くても、理解できあえる点が多く、価値観の共有や人間味を感じるところが大きい。



そういう方々と少しでも、貴重なチャンスを大切にしたい。















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この記事へのコメント

mukasinohito
2020年06月30日 15:29
社会への第一歩幸先よく踏み出せて良かったですね、良い仲間は、云われている様に、気が合うか合わないかが大切な要素だと私も思います。
towadamaru7
2020年07月04日 13:13
スタートは運が良かったと思います。
気が合うとか合わないことは、状況によっても変化すると考えます。
どうしても学業とか、仕事で競合する場面では、競争や対立の場面も出ると思います。
年齢を重ねそれらが無縁になれば、純粋になれるのでしょうか。
miyabe
2020年07月06日 09:35
海技士試験について質問させてください。
海技士試験には語学があるのですか。直接の語学試験ではなくても、語学ができないと合格できないような問題が出題されますか。このことは四級までとそれ以上とでは違うと言ったことがありますか。
towadamaru7
2020年07月06日 20:47
コメントありがとうございます。
海技試験の記事につきましては、私たちがかかわったかなり古い時代背景で、書かせていただいています。

基本法の船舶職員法も、船舶職員及び小型船舶操縦者法になり、免許も改正を繰り返してきました。

語学につきましては、当時の甲種船長、甲種機関長に、英語がありました。現在も移行の一級海技士(航海)、同(機関)にあるようです。

ほかの免許については、独立した語学の試験科目はなく、専門用語を理解できる範囲かと考えます。

現在は私も直接、海事関係に従事しておりませんで、講師からの相談にアドガイザーで関わる程度で、詳細は分かりません。

詳しいことは国土交通省か、地方運輸局でお訪ねになれば、回答してくれます。
またよろしくご指導と、ご支援をお願いいたします。コメントありがとうございました。